2013年11月7日木曜日

シングルストーリーの危険性 の英文日本語訳と感想

Chimamanda Ngozi Adichie: The danger of a single story
チママンダ・アディーチェ: シングルストーリーの危険性
http://www.ted.com/talks/chimamanda_adichie_the_danger_of_a_single_story.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/chimamanda_adichie_the_danger_of_a_single_story

【キーワード抜粋】
・物語に対する 我々や 特に子どもの感受性の強さと、影響を受けやすさ

・唯一のものとして 繰り返し人に見せられ 作られていく

・どのように 誰が いつ どれだけの話を語ったのか それは影響力に左右されます

・影響力とはある人の話を語るだけではなく その人の完全で正確な話を作る才能のこと

・我々人間の平等の認識を困難。我々の類似点よりも 差異を強調

・否定的な話のみを強要するのは 自分の経験を打ちひしぎ 私を作り上げた他の話を 見落とすことになります

・一番簡単なのは “第二に” から始まる― 彼らの話をすること

・シングルストーリーは固定観念を作りだします

・固定観念の問題は 忠実でないことではなく 不完全

・ある場所や人の話すべてに 関与せず それらに誤りなく関わるのは 不可能

・シングルストーリーの結果は “人間の尊厳を奪う”

・物語とは人に力を与え人間味を与えることも出来る

・物語は人の尊厳を砕くことができますが
 打ち砕かれた尊厳を修復する力も持っています

・いかなる場所にもシングルストーリーなど 無いと気づいたとき
 一種の理想郷を取り戻します


【感想】
海外に行けば当然自分は日本人として見られる。
海外から見た日本人のイメージはどのようなものだろうか。
自分がよく聞くのは、働き者で、勤勉で、お金持ちの国で
マナーがよくて、ロボットのように規則正しく生活し
時に、海外の貧しい国々へ支援したり寄付を行ったり、
先進国として大きな貢献をしているのではないだろうか?

実際はどうなのだろう。
日系企業が海外に進出し、各国の労働者を低賃金でやとい
労働環境もそれほどよくなく、お金に物を言わせて、独占的な商売をしているかもしれない。

国内では支援や、寄付といったニュースを良く聞くが
実際に貧しく困っている人へ届いているのだろうか?
ただの自己満足だと思われていないだろうか?

マナーがよくルールを守り勤勉であるということについて
創造性がなく、自主性もなく、主張性もない民俗といった形で馬鹿にされているのではないか?

グローバル化したとはいえ、日本には周りに日本人しかいない。
耳に入ってくるニュースも日本人が記事を書き、批評、感想を伝える。
そういった意味では、日本人はシングルストーリーの塊ではないかと思う。

と書いてるこの感想も私のシングルストーリーの可能性もあるかもしれない。

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