2013年7月31日水曜日

第六感デバイス のデモ。ゲームの流れを変える着用可能な技術の英文日本語訳と感想

Pattie Maes and Pranav Mistry demo SixthSense
パティ・マースによる 「第六感」デバイス のデモ。ゲームの流れを変える着用可能な技術です
http://www.ted.com/talks/pattie_maes_demos_the_sixth_sense.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/pattie_maes_demos_the_sixth_sense

【キーワード抜粋】
・「第六感」デバイス
・情報を探すため”の情報に いつでも簡単に アクセスできる感覚

・シンプルなウェブカメラですが携帯可能で、 小さな鏡がついた電池式プロジェクター

・ポケットの中の携帯電話と通信し コミュニケーションや計算する道具

・例えば写真を撮るといったジェスチャーで目の前にあるものを実際に写真に収められる

・重要な違いは完全にモバイルであること

・皆さんの目の前にあるものが何であれ 関連する情報を与えてくれる

・新聞を読む行為が 決して時代遅れにはならない

・誰かと話し出すと服の上に その人のキーワード(タグクラウド)が表れる

・現在の時間が知りたければ 簡単な時計の形を手首に (笑) (拍手)  描くだけ

・10年経てば 人体埋め込み型の究極の「第六感」デバイスをここで紹介しているかもしれない

【感想】
いわゆる第六感のデバイスというのが身近になるのは10年以上先のことでしょう
いまは、スマートフォンを使って5感とデジタルをつなぐようなアプリが身近になっている状態だと思います。
もしくは、ここ10年でそういった技術が確立、普及されるのでしょう。
ネットショップの布団の手触りを家に居ながら体感できる、触覚を再現
料理の味を家に居ながら少しだけ試食できる、味覚を再現
花の香りを家に居ながらかおることができる、嗅覚の再現
あとなんだろう、とにかくそういったものが、現地にいなくても
デジタルデバイスを使うことでそれを擬似的に体感できる

まあ第六感はもっと先でしょうね
自分的には、第六感の行き着く先は、ドラえもんだと思います
1家に1台ドラえもん、不思議なぽっけで叶えてくれる、自分の望みを

・・・ちょっとふざけすぎましたね

2013年7月27日土曜日

水中の驚きの英文日本語訳と感想

David Gallo: Underwater astonishments
水中の驚き by デイビッド・ガロ
http://www.ted.com/talks/david_gallo_shows_underwater_astonishments.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/david_gallo_shows_underwater_astonishments

【キーワード抜粋】
・私達人類はまだ 海について3%しかわかっていない

・生物がいないと思っていた場所に熱帯雨林以上に多くの生物が 多様に、密集して存在していた

・頭足類は 並外れた目で周りの状況を感じ取り周りの光や様子を見ている

【感想】
最後のタコのカモフラージュには驚かされました。
これは純粋に水中の生物の映像を見て、驚いたり、すごいと感じたりするものです。

自分なりに他の解釈の仕方をすると
人間にはまだまだ地球上での発見が多く残っていると言うことだと思います。
いまや技術が進歩して、地球の外の環境も分かり、宇宙の何万光年先の画像も見ることができ
宇宙の誕生も徐々に解明されようとしています。
しかし、まだまだ地球の中には多くの発見が残っているのですね。

生物は生き残るために独自の進化をし
そこには人間も創造できないアイデアを見つけることができます。
多くの発明にもそれが応用されています。

タコのカモフラージュを研究して
背景と自由自在に同化することができれば
透明人間になれるかもしれませんね

2013年7月26日金曜日

次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジーの英文日本語訳と感想

プラナフ・ミストリー :次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー
http://www.ted.com/talks/pranav_mistry_the_thrilling_potential_of_sixthsense_technology.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/pranav_mistry_the_thrilling_potential_of_sixthsense_technology

【キーワード抜粋】
・モノやジェスチャーに対する 私たちの知識や
 実生活でモノをどう使うかということが  デジタル世界をより良くするために役立てられないだろうか

・キーボードやマウスを使うかわりに日常的なジェスチャーで コンピュータを使うことはできないだろうか

・2つの世界の統合 身の回りの世界の一部をデジタル世界に持ってこようとしている

・コンピュータをもっと直感的に使えるようにしたかった

・デジタル世界を取り出して 日常生活の中に投影してみる

・デジタル情報で 身の回りの現実を拡張

・自分の行くところはどこへでもデジタル世界を 持っていくことができる


・カメラをポケットから取り出すことなく
 ただ写真を撮るジェスチャーをするだけで写真をとることができる

・私たちはコンピュータの世界と日常の世界が 混じり合う時代を迎えようとしている

・このようなテクノロジーが生活に溶け込むとき できることを制限するものは 自らの想像力だけ

・もっと身の回りの世界と繋がり もっと人間らしく 生きられるようになる
 そして私たちは機械の一部みたいに ならずにいられるでしょう


【感想】
直感的にコンピューターを使うというのが重要な点です。
パソコンやスマートフォンといったデバイスは
作業の効率化したり、日常生活を便利にします。
IT革命によって情報機器が身近になり、誰でも触れることができるようになりましたが
それでもパソコンが苦手、機械が苦手という人がたくさんいます。
慣れているひとはすぐ分かるものであっても
マニュアルを見ることすら敬遠する人が多いのです。
そういった観点から、直感的に使えるとういのは
さらに多くの人へその恩恵を与えることができるでしょう。

この動画の中でこのテクノロジーを使うことによって
できることになる例がいくつかあげられていますが
デジタル世界を現実社会にもってくるというものです。
デジタル世界には制限がありません。
創造できるものをほとんどその中で実現することができます。

例えば、この動画の中でのプロジェクターによって
デジタル世界のものを現実に投影するというアイデア。
デジタル世界の腕時計の画像を投影することで
まるで本物の腕時計を装着しているように見せることができます。
これには多くのメリットがあります。
時計の機能をプログラムを変えることで自在に変化させることができます。
デザイン、色といったものを簡単に着せ替えが可能です。
実体はないので重さが0です。
時計の材料も必要もないので原価はプログラムだけになります。

いまはソフトウェアは限りなく安くなっていっているので
実質的に無料でまるで本物の時計を
自分の好きなデザイン、機能のものを選択し
使いたい放題することができるようになるということですね

制限するのは創造力だけ
例えば服を投影するのはどうでしょうか?
タンスの中のたくさんの使わない服、なんで買ってしまったんだろう
買ったはいいけど、一度も着ずに虫に食われて捨てるはめになる
もしデジタル世界の服を投影できたら
タンスの役割はハードディスクになって部屋が広くなりますね
1万着そろえても場所もとりません。
100年たっても色落ちせず、いつでも新品の色を見せることができる。
一旦外に出かけたはいいけど、気分が変わっていつでも他の服に変更できる。
めんどうな着替えも一瞬で終わります。
どうですか? すごい発明になりそうですね?
あ、でも服というのは素材や機能が重要で
汗を吸い取ったり、保温をしたり、そういうのは現実世界にもってこれませんねえ・・・
イマイチだったようです。

投影という技術は便利ですね
場所もとらないし、このテクノロジーを実現する上でのキーになってきそうです。
まだまだ、魅せるという意味では現実のものと同等にはできない感じですが
さらに高性能な投影ができるようになれば
まるでそこに実物があるかのように表現できるようになるでしょう。
インターネットの情報共有化もそうですが
各々の技術が相互的に影響しあって
テクノロジーの進歩が著しいものになっていくと感じます。
デジタル世界のものを現実に持ってくる
何か魔法みたいな感じで素敵ですね。

2013年7月25日木曜日

傷つく心の力の英文日本語訳と感想

ブレネー・ブラウン:傷つく心の力
http://www.ted.com/talks/brene_brown_on_vulnerability.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/brene_brown_on_vulnerability

【キーワード抜粋】
・関係性が生きることの理由、関係性が生の目的や意味を与えてくれる

・関係性はつまり繋がっていると感じる能力

・恥というのは関係性喪失への怯え

・自分は十分じゃない と思う感情

・関係性を持つには私たちは自分自身を さらけ出さなければなりません

・自分に価値があるという感覚

・不完全であってもよいとする勇気

・自分に対して思いやりがあって 他者への思いやりを持っている

・自分のあるがままを受け入れるために 心のもろさを受け入れていた

・私たちは心のもろさに溢れる世界に生きている

・心のもろさを扱う一つの方法は  その感覚を麻痺させること

・しかし、人間は選択的に感情を麻痺させることができない

・気持ちを麻痺させるとき 同時に喜びや 感謝の意や 幸福も同時に麻痺させてしまう

・私たちは危険なほど 子どもたちに完璧を求めている

・ただこう言えばいいのです
 「あなたは完璧じゃないのよ 苦しみを背負っているの
  でもあなたは愛情や帰属に値する存在なのよ」

・自分自身を心の底から さらけ出すこと 心のもろさもさらけだす
 そしてあるがままで愛すことです

・心のもろさを感じることが生きていることだから
 
・もっとも重要だと考えるのは 自分はよくやってる と信じること

・ 叫ぶのをやめて傾聴し、もっと優しく穏やかに周りに接し
 自分自身にも優しく穏やかになれる


【感想】

関係性という繋がっているという感じることが活力である。

そして、そう感じるには 心のもろさをさらけ出し
人間は完璧ではない、十分にやっていると考える。

それを認知することで、恥や恐怖の感情を抑え
関係性を強くし、お互いに優しく良い影響を作れるということ」

だと自分は解釈しました。
気持ちの概念を理解するのは難しいです。

失敗により自分の能力不足に感じ
十分な能力がない、ここにいるべきではないと考えてしまうことは
自分に厳しく完璧を求める人に良くあることだと思います。
おそらく人間全てが基本的にそうなのでしょう。

完璧でないとうことに気付き
さらに完璧を目指そうとすると
それは不可能であるとうことを知り
立ち直れないほどの精神的な病に至ることもあるでしょう
極端な例ではあるけれども

教育や管理上でも
失敗ばかりを指摘し罵倒して、相手に完璧を求めすぎると
相手が萎縮し、恥や恐怖を感じ、関係性が低くなってしまう
それはその人の能力を閉じ込め、チームとしての結果にも悪影響してしまう
目標はベストであり、その為に各々が出来ることをやればいい
人間は完璧ではないということを知り、相手に優しく接することで
関係性を良くし、各々の潜在的な能力も高めることができると感じた

2013年7月20日土曜日

パワフルな洞察の発作の英文日本語訳と感想

ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作
http://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight

【キーワード抜粋】
・2つの大脳皮質は 完全に分離している
 コンピューターに例えるなら 右脳は 並列プロセッサ 左脳は 単一プロセッサ

・それぞれの脳半球は 考えることが違い別なことに関心を持ち別な人格を持っている

・右脳は 映像で考え自分の体の動きから 運動感覚で学びます

・右脳の意識を通して見ると 私という存在は 自分を取り巻くすべてのエネルギーとつながった存在

・左脳は直線的 系統的に 考える 過去と未来がすべて

・左脳は言語で考える
 継続的な脳のしゃべり声が 内面の世界と外の世界とをつないでいる

・私たちは 器用に動く手と 2つの認識的な心を備えた宇宙の生命力

・私たちは この世界の中で どんな人間でいたいのか
 どのようにありたいのか すべての瞬間瞬間において 選ぶ力があります

・私は右脳の意識へと寄る事が出来ます
 私を作り上げる 50兆もの 美しい分子が一体となった 生命力の塊

・私は左脳の意識へと寄って1人の堅実な個人としてあることを選べます
 大きな流れや 他の人とは 別個の存在

・私たちがより多くの時間を 右脳にある 深い内的平安の回路で生きることを選択すれば
 世界には もっと平和が広がり 私たちの地球も もっと平和な場所になる

【感想】
動画の多くの時間が体験談であり、最後に少し彼女の主張が述べられています。
神経解剖科学者の立場から脳の仕組みを体験談から説明しています。
そしてそれを知ることにより、共有することで、考え方を変え
各々が良い方向へ進むことが出来る

左脳が自分らしさを、右脳が本能的な部分をつかさどっている。
左脳はどちらかというと苦悩を覚えやすいのでしょう
過去の経験や未来の予測といった記憶データが存在する場所
自分が自分らしくあるようにしようとしますが
他人と比較することで自分が不幸であると感じることが多いではないかと思います。

右脳は直感的な感覚を備えている
物事を直感的に考えれば、各々が苦しむことなく幸せになるのではいか
人種、宗教、差別など、過去から判断して決め付けるより
今、目の前にあるものから直感的に判断する
そうすれば人間はお互いに協力して存続していくことを選ぶのではないでしょうか

ここからは自分の推測であり考えですが
子供の頃は直感的に考え、あまりストレスを感じないものだと思います。
生きて年を取るごとに左脳の情報量が多くなり
過去を思い出しそれが経験として生きる場合もありますが
葛藤によるストレスを生むことにもなっていると思います。

子供時は左脳がまっさらで
右脳の影響が強く表れ
感情豊かで創造力にあふれている
生きていること自体が幸せに感じているのかもしれない

日本人は表現力や創造力が不足していると言われる
そういった教育も他の国々からするとされていないだろう
よくロボットのような人間と言われると思うがまさにそういうことだろう
蓄積したデータを元に行動する、左脳中心の生き方
日本人は金銭面では豊かであるにもかかわらず不幸に感じる人が多いのは
そういう脳の成長をしてきたからではないだろうか

左脳と右脳を上手く使い分けるような生き方ができるように。

2013年7月17日水曜日

学校教育は創造性を殺してしまっているの英文日本語訳と感想

ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」
http://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/ken_robinson_says_schools_kill_creativity

【キーワード抜粋】
・人間の創造性について ここにいるすべての人が持っている 様々な形で表れる私たちの創造性とその幅の広さ

・創造性は未来に一体何が起こるのかを 予測不可能にする

・子供はみな例外的な力を発揮できる、子供は自分の中に才能を発見すると没頭する

・創造性は識字能力と同じくらい教育に必要

・間違えることを恐れていたら決して独創的なものなど思いつかない

・教育が人間本来の創造性を殺してしまっている

・子供はみな生まれながらのアーティストだ

・我々は創造性を育てるどころか見失い創造性の欠落した教育を受けている

・今の教育制度は学者を育てるために作られている

・教育制度は産業主義社会のニーズから 生まれました
 1つは働くために有用な科目が最優先
 2つ目は学力

・無数の天才的で創造性溢れる 人たちが「自分は才能がない」と感じている。
 学校は彼らの才能を評価しないどころか ダメだと烙印を押してしまうから

・これから30年間、ユネスコによると 歴史始まって以来の多くの人間が世界中で
 こういった教育を受けて社会に出て行く

・大学の学位がまるで意味をなさなくなった

・知性について3つのことがわかっている
 多様、ダイナミック、比類ないもの

・創造性とは、独創的で価値あるアイディアを 構築するプロセス
 創造力は様々な分野や価値観の 相互作用によって生まれる

・我々の未来への唯一の希望は 人類生態学という新しい概念を取り入れること

・人間の限りない創造性が 私たちの生を豊かにすることを知り
 子供たちが未来の希望であると認識すること


【感想】
教育制度を決めているのが学者であり
現在の制度は学者を作るためのものというのは共感できる。

なぜ勉強するのか?それは大学に進学するため
なぜ大学に進学するのか?就職に有利なため?
しかし、時代の流れで昔のように勉強ができるだけの人間は企業には求められていない
何か出来ると言える才能を磨いてきた者が今必要とされていると思う
あなたに何ができますか?と問われたときに、ある程度全般
それなりに・・・というような返答しかできないのではないか

中学の頃、主教科といわれる、国語、数学、理科、社会、英語、この5科目が重要であった。
実際に、多くの人がこの5科目で判断され進学が決定されていったのではないだろうか?
副教科には、体育、音楽、美術、家庭科といったものがあって
自分も必要なものは主教科という認識があり
副教科を軽く見ておろそかにしていた。こんな科目やっても仕方がない、役に立たないと。
今は、副教科を伸ばし、自分の特技として進学して言った人を羨ましく思う
これらは表現しやすく、アピールしやすい
体を動かす、楽器を演奏する、絵を描く、料理をするといった能力は
わかりやすい魅力を与え、感動させることができる。
この人には他の人とは違う能力があると感じさせる。
もし私が国語がセンターでトップの成績を収めても
実際にその能力を披露することが難しいと思う。

ただ、創造力は様々な分野の価値観の相互作用によって生まれる。
創造力によって生まれる表現力、アイデアは、知識や経験が多いほど生まれやすい。
その為には音楽だけをやる、美術だけをやるというだけではなかなか上手くいかないと思う。
かといって、全部を1人でやるのは効率が悪く賢くない。
それぞれが得意な分野を伸ばし、チームを作りお互いの情報を共有しつつ
クリエイトしていくそんな形が望ましいと思う。
その為には、この動画の通り、一人ひとりの能力を見極めて
それを良い方向へと伸ばしていくそういった教育をすべきだと考える。

2013年7月10日水曜日

創造性をはぐくむにはの英文日本語訳と感想

エリザベス・ギルバート "創造性をはぐくむには"
http://www.ted.com/talks/lang/ja/elizabeth_gilbert_on_genius.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/elizabeth_gilbert_on_genius


【キーワード抜粋】
・クリエイティブの世界が 他と違うのは― 精神を気遣われる ということ

・"作品が ジワジワと私を殺す"

・創造に苦悩はつきもの 芸術性は 必ず最終的に苦痛をもたらす

・創作者を助け 創作につきものの精神的リスクを管理できないか

・古代のローマでは創造性は 人に付き添う精霊で 遠く未知のところから来たと考える

・肉体のない創造の霊を"ジーニアス" と呼び、能力の秀でた個人とは 考えなかった

・失敗しても 自分だけのせいじゃない "ジーニアス" が ダメだった

・作品への過剰な期待を作り過去500年 芸術家たちを殺してきた

・問題の元を 本来の場所に返し葛藤しなくても良い

・"私は自分の役目を果たすだけ"

・非凡な才能が自分に備わっていたと信じなければ
 その力が借り物だと思い、謎の源から人生に添えられ 終えたら
 他へ行くものと思えば、そう考えれば 全て変わります

・恐れない、ひるまない、やることをやるだけ、 結果を気にせず 続けよ

・うまくいったときは自分に「オレー」神が宿ったと考える

【感想】
周りの評価、結果は、努力だけではなく、周りの環境や関わる人々によっても変わる
結果がでなければ努力がたりないと考えるのは短絡的すぎる
多くの才能あるクリエイターは、数多く作り、多くの失敗作があり
その中でたまたま注目されたものが大きく取り上げられるものだと思う
当然、その仮定で多くの努力をして実力も着実に付くだろうが。

確かに結果を出すということは重要なことではあるが
これを聞いて自分の考えるところでは
結果を考えすぎず、自分のやる事に対して正面に向き合い、それをやり遂げること
そしてそれを継続すること、創造力を失わないためにとにかくアウトプットし続けること
うまくいっても自惚れずに、自分のやる事をただこなす

2013年7月4日木曜日

良いアイデアはどこで生まれる?の英文日本語訳と感想

スティーブン ジョンソン: 良いアイデアはどこで生まれる?
http://www.ted.com/talks/steven_johnson_where_good_ideas_come_from.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/where-good-ideas-come-from

【キーワード抜粋】
・脳内で協調を取りながら伝達し合うニューロンの 新しいネットワークが 新しいアイデア
・ネットワーク構造は 脳内のネットワーク構造と 似通っている

・私たちは人からアイデアをもらい新しい形態に縫合して 新しいアイデアを生み出す

・より革新的な組織を作りたいなら居酒屋のような空間を作りそれをオフィスにしたほうがいい

・重要な飛躍的アイデアのほとんどは 研究室の顕微鏡を前に一人で思いつくのではなく毎週開かれる研究室の会議で生まれていた
 こういった環境を 「流動的ネットワーク」

・会議では 全員で最新データや成果(失敗、エラー、 観測信号に含まれるノイズ)を持ち寄り
 さまざまなアイデアが集結し 立場や興味を異にする人たちが集まり 互いに意見を交える

・重要なアイデアの多くにとても長い熟成期間がある
 実際には 素晴らしいアイデアは ときに何十年も 心の奥でくすぶっている

・グーグルのようないくつかの企業では 革新を生むために20%の時間を割いている

・自分の予感を 他者の予感に結合させることも重要

・半分ずつアイデアをもつ二人が適切な環境で出会うと足し算以上の結果が生まれる

・特許のようにアイデアを価値を保護するのも大事だがアイデアの結合も重要視しなければならない

・オープンイノベーションという体系の持つ 素晴らしく 思いがけない 創発的で 予測不可能な力について学ぶこと
 正しく構築すれば構築者すら予期しなかった 全く新しい方向に導いてくれる

【感想】
アイデア、発明といえば、1人の天才が成し遂げた功績と思いがちだけど
確かにそういったものもあるだろうけど、周りの環境、人の影響が大きいと思う
1人の力では限界である。という消極的な言葉は使いたくないけど
多数でアイデアを出し合っていい所取りをしたほうが、洗練されるのは想像できる。

質ではなく数、どれだけのパターン、流動的ネットワーク?の領域を広くできるか?
その為には多くのアイデアをとにかく創出することが重要になってくるのだろう。

形式的な会議だと
できるだけ自分の落ち度を作るような発言は控えようとして
当たり障りのないアイデアや発言になってしまう。
多くの日本の企業はそうではないか?
だから会議は時間の無駄という考えができてしまうし
実際多くは無駄に終わっているのだろう。
会議に参加するという体質ができていない。

発言するには知識が十分にあり
みんなに発言できる立場?にあり、資格?があり
誰かしらに矛盾点を指摘されるような内容ならむしろ発言しないほうが得策。
そう考えると、自分が思っていても、答えがわかっていても挙手できない人が多数ではないか?

英語の外国人教師の授業では、リピートアフターミーと言った後
40人いてもぼそぼそとしか聞こる程度の声しか出さす、文化の違いに呆れたリアクションを取る。
そして休み時間になると大きな声ではしゃいで
英語の読み書きのテストではそれなりの点数をとる。

ネットワークといえば、インターネットのいわゆるソーシャルネットワークが流行りだけど
一企業の少数の専門家のグループのアイデアは
ソーシャル的な膨大なアイデア、発想の融合に負けていくのではないか?
全人類が広大なネットワークを構築しアイデアを出し合い
信じられないくらいの速度で新しい技術、発明が生まれて
多くの人が望むような幸せで便利な世の中になったらいいのになあ


・関連
オープンイノベーションとは
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20100204/344174/