2013年7月26日金曜日

次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジーの英文日本語訳と感想

プラナフ・ミストリー :次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー
http://www.ted.com/talks/pranav_mistry_the_thrilling_potential_of_sixthsense_technology.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/pranav_mistry_the_thrilling_potential_of_sixthsense_technology

【キーワード抜粋】
・モノやジェスチャーに対する 私たちの知識や
 実生活でモノをどう使うかということが  デジタル世界をより良くするために役立てられないだろうか

・キーボードやマウスを使うかわりに日常的なジェスチャーで コンピュータを使うことはできないだろうか

・2つの世界の統合 身の回りの世界の一部をデジタル世界に持ってこようとしている

・コンピュータをもっと直感的に使えるようにしたかった

・デジタル世界を取り出して 日常生活の中に投影してみる

・デジタル情報で 身の回りの現実を拡張

・自分の行くところはどこへでもデジタル世界を 持っていくことができる


・カメラをポケットから取り出すことなく
 ただ写真を撮るジェスチャーをするだけで写真をとることができる

・私たちはコンピュータの世界と日常の世界が 混じり合う時代を迎えようとしている

・このようなテクノロジーが生活に溶け込むとき できることを制限するものは 自らの想像力だけ

・もっと身の回りの世界と繋がり もっと人間らしく 生きられるようになる
 そして私たちは機械の一部みたいに ならずにいられるでしょう


【感想】
直感的にコンピューターを使うというのが重要な点です。
パソコンやスマートフォンといったデバイスは
作業の効率化したり、日常生活を便利にします。
IT革命によって情報機器が身近になり、誰でも触れることができるようになりましたが
それでもパソコンが苦手、機械が苦手という人がたくさんいます。
慣れているひとはすぐ分かるものであっても
マニュアルを見ることすら敬遠する人が多いのです。
そういった観点から、直感的に使えるとういのは
さらに多くの人へその恩恵を与えることができるでしょう。

この動画の中でこのテクノロジーを使うことによって
できることになる例がいくつかあげられていますが
デジタル世界を現実社会にもってくるというものです。
デジタル世界には制限がありません。
創造できるものをほとんどその中で実現することができます。

例えば、この動画の中でのプロジェクターによって
デジタル世界のものを現実に投影するというアイデア。
デジタル世界の腕時計の画像を投影することで
まるで本物の腕時計を装着しているように見せることができます。
これには多くのメリットがあります。
時計の機能をプログラムを変えることで自在に変化させることができます。
デザイン、色といったものを簡単に着せ替えが可能です。
実体はないので重さが0です。
時計の材料も必要もないので原価はプログラムだけになります。

いまはソフトウェアは限りなく安くなっていっているので
実質的に無料でまるで本物の時計を
自分の好きなデザイン、機能のものを選択し
使いたい放題することができるようになるということですね

制限するのは創造力だけ
例えば服を投影するのはどうでしょうか?
タンスの中のたくさんの使わない服、なんで買ってしまったんだろう
買ったはいいけど、一度も着ずに虫に食われて捨てるはめになる
もしデジタル世界の服を投影できたら
タンスの役割はハードディスクになって部屋が広くなりますね
1万着そろえても場所もとりません。
100年たっても色落ちせず、いつでも新品の色を見せることができる。
一旦外に出かけたはいいけど、気分が変わっていつでも他の服に変更できる。
めんどうな着替えも一瞬で終わります。
どうですか? すごい発明になりそうですね?
あ、でも服というのは素材や機能が重要で
汗を吸い取ったり、保温をしたり、そういうのは現実世界にもってこれませんねえ・・・
イマイチだったようです。

投影という技術は便利ですね
場所もとらないし、このテクノロジーを実現する上でのキーになってきそうです。
まだまだ、魅せるという意味では現実のものと同等にはできない感じですが
さらに高性能な投影ができるようになれば
まるでそこに実物があるかのように表現できるようになるでしょう。
インターネットの情報共有化もそうですが
各々の技術が相互的に影響しあって
テクノロジーの進歩が著しいものになっていくと感じます。
デジタル世界のものを現実に持ってくる
何か魔法みたいな感じで素敵ですね。

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