2013年7月20日土曜日

パワフルな洞察の発作の英文日本語訳と感想

ジル・ボルト・テイラーのパワフルな洞察の発作
http://www.ted.com/talks/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/jill_bolte_taylor_s_powerful_stroke_of_insight

【キーワード抜粋】
・2つの大脳皮質は 完全に分離している
 コンピューターに例えるなら 右脳は 並列プロセッサ 左脳は 単一プロセッサ

・それぞれの脳半球は 考えることが違い別なことに関心を持ち別な人格を持っている

・右脳は 映像で考え自分の体の動きから 運動感覚で学びます

・右脳の意識を通して見ると 私という存在は 自分を取り巻くすべてのエネルギーとつながった存在

・左脳は直線的 系統的に 考える 過去と未来がすべて

・左脳は言語で考える
 継続的な脳のしゃべり声が 内面の世界と外の世界とをつないでいる

・私たちは 器用に動く手と 2つの認識的な心を備えた宇宙の生命力

・私たちは この世界の中で どんな人間でいたいのか
 どのようにありたいのか すべての瞬間瞬間において 選ぶ力があります

・私は右脳の意識へと寄る事が出来ます
 私を作り上げる 50兆もの 美しい分子が一体となった 生命力の塊

・私は左脳の意識へと寄って1人の堅実な個人としてあることを選べます
 大きな流れや 他の人とは 別個の存在

・私たちがより多くの時間を 右脳にある 深い内的平安の回路で生きることを選択すれば
 世界には もっと平和が広がり 私たちの地球も もっと平和な場所になる

【感想】
動画の多くの時間が体験談であり、最後に少し彼女の主張が述べられています。
神経解剖科学者の立場から脳の仕組みを体験談から説明しています。
そしてそれを知ることにより、共有することで、考え方を変え
各々が良い方向へ進むことが出来る

左脳が自分らしさを、右脳が本能的な部分をつかさどっている。
左脳はどちらかというと苦悩を覚えやすいのでしょう
過去の経験や未来の予測といった記憶データが存在する場所
自分が自分らしくあるようにしようとしますが
他人と比較することで自分が不幸であると感じることが多いではないかと思います。

右脳は直感的な感覚を備えている
物事を直感的に考えれば、各々が苦しむことなく幸せになるのではいか
人種、宗教、差別など、過去から判断して決め付けるより
今、目の前にあるものから直感的に判断する
そうすれば人間はお互いに協力して存続していくことを選ぶのではないでしょうか

ここからは自分の推測であり考えですが
子供の頃は直感的に考え、あまりストレスを感じないものだと思います。
生きて年を取るごとに左脳の情報量が多くなり
過去を思い出しそれが経験として生きる場合もありますが
葛藤によるストレスを生むことにもなっていると思います。

子供時は左脳がまっさらで
右脳の影響が強く表れ
感情豊かで創造力にあふれている
生きていること自体が幸せに感じているのかもしれない

日本人は表現力や創造力が不足していると言われる
そういった教育も他の国々からするとされていないだろう
よくロボットのような人間と言われると思うがまさにそういうことだろう
蓄積したデータを元に行動する、左脳中心の生き方
日本人は金銭面では豊かであるにもかかわらず不幸に感じる人が多いのは
そういう脳の成長をしてきたからではないだろうか

左脳と右脳を上手く使い分けるような生き方ができるように。

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