2013年9月12日木曜日

内向的な人が秘めている力の英文日本語訳と感想

Susan Cain: The power of introverts
スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」
http://www.ted.com/talks/susan_cain_the_power_of_introverts.html

TEDの英文日本語訳資料
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/susan_cain_the_power_of_introverts

【キーワード抜粋】
・自己否定的な選択を   ほとんど反射的にしていて
  本人にとって損なことですが 同時に同僚や コミュニティにとっても損失、
 世界にとっても損失

・クリエイティビティやリーダーシップという面で
  内向的な人に実力を発揮してもらう必要がある

・全人口の 3分の1から 2分の1は 内向的

・内向的な人は、社会に深く根ざした 現実の偏向によって不利を被っている

・内向的な人はもっと静かで 目立たない環境にいる方がやる気になり
 生き生きとして能力を発揮できる

・みんなが 持てる才能を 最大限に発揮できるようにする鍵は
 その人に合った刺激の中に 身を置く

・重要な組織である 学校や職場が外向的な人向けに作られており
 外向的な人に合った刺激に満ちている

・創造性や生産性はもっぱら 何か社交的な場から生まれるのだと考えられている

・思考力を単独飛行させて挑むべき 数学や作文でさえ
 子どもたちは委員会のように振る舞うことを期待されいる

・単独行動したり 1人で作業するのが好きな子は
 はみ出し者とか さらには 悪くすると 問題児と見られてしまう。

・教師のほとんどは 理想的な生徒は内向的でなく 外向的なものだと思っている。
 実際には内向的な方が成績が良く 知識があるにも関わらず・・・

・多くの人が壁のない開放的なオフィスで 仕事をしている

・リーダーシップが必要な役職からは、内向的な人はいつも除外される
 内向的な人は注意深く 危険すぎるリスクは避けるという長所があるのに

・内向的なリーダーは外向的なリーダーよりも
 良い結果を生むことが多い

・内向的なリーダーは 積極的なメンバーが
 アイデアを出して活躍できるようにさせる

・外向的なリーダーは 気づかぬうちに 何でも自分で仕切ることに
 夢中になって 他の人のアイデアがなかなか 活かされないようにしてしまう

・社会として両者をもっとうまくバランスさせる必要がある
  陰と陽のように両方必要

・孤独が得てして創造性の 重要な要素になっている

・グループの中にいると 他の人の意見を 無意識にまねるようになってしまう

・グループというのは その場の支配的ないしは カリスマ的な人の意見に従うもの

・優れた話し手であることと アイデアが優れていることの間に相関なんて 全くない

・みんな1人になって 集団の力学による歪みを受けずに
 自分独自のアイデアを考え出して それから集まって
 ほどよく調整された環境で話し合う方が ずっと良い

・知らない人の集団の中で 自分の能力を 示さなければならなくなり
 必然的に 魅力やカリスマ性のような資質が 突然重要になった

・内向的な人がもっと自分に合ったやり方でできるようにすれば
 彼らがそういう問題に独自の解決法を考え出してくれる可能性が高くなる

・1番目 絶えずグループ作業するなんて狂ったことはやめましょう
 職場にはもっとプライバシーが もっと自由が もっと自律性が必要
 学校では、独りで作業する方法も教える必要がある

・2番目 荒野へ行きましょう
  気を散らすものから離れ 自分の思索に耽る時間を もう少し増やしましょう

・3番目 自分のスーツケースの中身をよく見て なぜそれを入れたのか考えてみましょう
 様々な機会にそれを取り出して自分のエネルギーと喜びを他の人にも分け与えてください

・世界はあなたと あなたが持っているものを必要としています


【感想】
重要だと感じた言葉がたくさんあったのでキーワードを拾いすぎた感があります。
自分はどちらかというと内向的であるので共感した部分が多かったのでしょう。

行動するまえに思考する。そして行動した後も再度思考する。
性格的にはこんな感じでした。
周りからはボーっとして思いにふけってるように見えたでしょう。

スポーツができるかどうかは見た目で判断されることが多い
スポーツが出来る子といえば、明るく、クラスのリーダー的存在というイメージ。
しかし、内向的な人間にとってもスポーツは好きな場合もあり
出来るまで1人で黙々と練習したり、思考したりするのが好きなものです。
磨き上げた技を披露すると、ありえないという表情で驚くのです。
スポーツができる人間は明るく活発に振舞わないといけない
まるでそう決められているようだ。

ここで今の現代にとってもっとも重要だと感じる言葉は
内向的な人はもっと静かで 目立たない環境にいる方がやる気になり
生き生きとして能力を発揮できるということ
この性質を理解していない人が多いと思います。
特に指導者が外向的な性格の場合
内向的な性格の人間に外向的になるように指導するでしょう。
それでは彼らの長所は活きない。

外向的な人間ほど、周りへアピールし影響を与えやすいので
会社では出世しやすくリーダーへと抜擢されやすいものです。
しかし、そこで内向的な人間とのギャップ、ミスマッチが生じやすい。
その状況に思い当たるのなら、お互いにこの動画が主張することを
理解する必要があるでしょう。

全ては思い込みを直すことだと思います。
見た目だけで判断しないこと。
彼らが何を考え、何をしようとしているのか。
考えることを強制的に止めさせてはいけない。
アピールが足らないと言ってはいけない。
無表情であっても何も考えていないといってはいけない。
etc...(たくさんありすぎて)

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